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圧着はがき・DMの一日の出荷可能枚数と工程の差について
お久しぶりです。圧着担当、福山です。
今回は、二つ折り(V型)圧着はがきと、三つ折り(Z型・巻三つ型)圧着はがきでは、どうして一日の出荷枚数に差が出来るのか。
工程と合わせてご紹介したいと思います。
片面(中面)にUVニスを塗布・折り・圧着加工を、一時間10,000枚仕上ると仮定します。
一日8時間で80,000枚出来ます。(断裁や圧着準備時間等を考慮していません)
二つ折り圧着はがき同様、片面にUVニス塗布までは同じですが、さらにもう片面にもUVニス塗布する必要があります。
つまり、UVニスを塗るだけでも二つ折り圧着はがきの2倍の時間がかかる。という訳です。
なので、一日に仕上がる枚数は、一時間5,000枚で一日8時間40,000枚となります。
(断裁や圧着準備時間等を考慮していません)
また、三つ折(Z型・巻三つ型)圧着はがきは、折り・圧着加工をする際にUVニス塗布済みの用紙を積むと、両面にUVニスが塗布されている中央部分が高くなる為、左右で用紙の高さが違い紙出しに苦労します。
これも、二つ折り圧着はがきより、時間がかかってしまう一因です。
二つ折り(V型)圧着はがきよりサイズは大きいですが、同じく片面だけにUVニス塗布なのでほぼ同じ枚数の一時間10,000枚で一日8時間80,000枚となります。
二つ折り(V型)圧着はがきの約2倍の面積となりますので、UVニス塗布や折り・圧着加工は半分の一時間5,000枚で一日8時間40,000枚となります。
この様に、圧着はがき・DMの仕様(折り方)やサイズによって、加工工程が増えたり仕上る速度が変わったりするため、種類によって一日の出荷枚数に差が発生します。
ユニオン印刷では、翌日出荷など業界最短納期や一日に出荷出来る枚数に、自信を持って対応させて頂きます。
デザイン校了や稟議決定などで、進行が遅れた場合でも納期を遅らせることなく対応しますので、是非一度お問い合わせください。