圧着ハガキ・DM通信

短納期の断裁

今回担当させていただきます生産管理兼断裁をしています渡邊和也です。

よろしくお願いします。

短納期の仕事得意な当社では、昔と比べてインキの乾きも早いため、朝一で印刷その日に断裁して出荷という事も増えてきました。

その時に断裁する注意点を書きたいと思います。

 

印刷当日の断裁工程

印刷が刷り終わってから2時間程度放置しておきます。

その後、風入れを行います。

また少し時間をあけ、もう1回風入れを繰り返してから断裁を開始します。

通常時は用紙によって用紙を押さえる圧を変えるのですが、その日に印刷した時は極限まで圧を下げ、インキの裏映りや用紙のズレ防止のため、通常時の1/4程度の少量な用紙枚数で断裁していきます。

 

圧着はがき・DMでの即日断裁

一般的な印刷物で注意するインキの裏映り等以外に、寸分たがわぬサイズでの断裁が重要となります。

少しでも斜めに断裁すると、圧着時の折りで大きく折りズレを起こしてしまうためです。

そのため、一般的な印刷物よりも時間を掛けより丁寧に断裁を行っています。

 

圧着はがき・DMの繊細さ

UVニス圧着では、通常の印刷物と異なり以下の要因に影響を受けます。

温度、湿度、加工時の圧力、紙質、インキの乾き、紙の状態、ニス塗布量、経時変化です。

どんな条件でも統一した圧着できるのが理想ではありますが、特に気候変化によって圧着方法を変えることで、その時その時最高の商品をお届けできるように心がけています。

 

皆さまから、圧着=ユニオン印刷と言ってもらえるよう、スタッフ一同頑張ります。

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