圧着はがき・DM通信

【種類別】DMの特徴・用途|効果的な送り方・活用事例

見込み客や既存客に情報発信できるDMは、効果的なマーケティングツールです。DMにはさまざまな種類があるため、用途に応じた使い分けが重要となります。DMを活用することで、自社の認知度を高めたり、リピーターを増やしたりすることが可能です。

この記事では、DMの用途について種類別に解説します。また、効果的なDMを送る方法や注意点、DMの活用事例も紹介するため、DMをマーケティングに活用したいと考えている方はぜひ参考にしてください。

 

1.DMとは?

DMとはダイレクトメールの略称で、企業から直接送付される販促メッセージを指します。DMの送付先は個人だけではなく、法人も対象です。企業が提供する商品やサービスの内容によって、DMの送付先は異なります。

DMの特徴は、企業から消費者へ直接届くことにより、ターゲットを絞った訴求が可能な点です。マスメディアや店頭などを介して不特定多数の消費者にアプローチするタイプの広告と比較して、DMではより個人的なメッセージを届けられます。

DMを送付することで、新規客の獲得や既存客へのリピート促進が可能です。また、宛名を特定せずに配布するDMによって、企業の認知度を高めることもできます。

 

2.【種類別】DMの特徴・用途を徹底比較!

DMにはさまざまな種類があり、紙面のサイズや媒体は多様です。そのため、DMの種類による特徴の違いを把握して、目的やターゲットに合った適切なDMを送ることが、プロモーション効果を高める上で重要となります。

DMの種類による特徴や用途の違いは、次の通りです。

 

2-1.ハガキ

ハガキタイプのDMには、横10.7cm・縦15.4cmの一般的なサイズのDMから、A4サイズや変形ハガキといった変則的なサイズのDMまで含まれます。
ハガキの特徴は、送付したターゲットからの反応が得やすいことです。ハガキは封を切らずに情報を読み取れることがメリットで、新規顧客の開拓に向いています。

ただし、ハガキは紙面がほかのDMより狭いため、要点を絞ってメッセージを伝えることが重要です。

 

2-2.圧着ハガキ

圧着ハガキは一般的なハガキと同じサイズですが、圧着された面を開くことで内部の情報が読めるようになる点が異なります。3つ折り両面の圧着ハガキであれば、一般的なハガキと比べて最大6倍の面積を使って情報を伝えることが可能です。

圧着ハガキの特徴として、圧着された面を開けば、内容を読んでもらえる可能性が高いことが挙げられます。圧着ハガキは紙面を開くことを前提としているため、すでに関係性が構築できている既存客への販促に有効です。

 

2-3.ポストカード

ポストカードは安価に使用できるため、DMに大きな予算を投じることができない企業でも取り組めるマーケティングツールといえます。

ポストカードの特徴は、開封しなくても情報が目に入ることです。ただし、紙面が限られているため、掲載する文章の量や内容、デザインなどを工夫して興味を引く必要があります。

 

2-4.封書(レター)

封書はレターとも呼ばれるDMで、複数の文書が封筒に入った状態で送付されるマーケティングツールです。また、文書だけではなくサンプル商品や簡易なノベルティグッズなどが、同封されることもあります。

封書の特徴は、ほかのDMと比べて情報量が多いことです。封書であれば紙面の制限がないため、複数の商品に関する情報を載せたり、より詳しい情報を載せたりできます。

ただし、封書は送料や印刷代などのコストが高くなるため、送付先の顧客層を厳選して送ることが重要です。

 

2-5.OPP封筒

OPP封筒は透明なフィルムで作られた封筒で、A4やB5など複数のサイズがあります。

OPP封筒の特徴は、開封しなくても送付物の中身が見えることです。また、過去に作成したチラシやカタログを封入してそのまま送れることも、OPP封筒の特徴となっています。OPP封筒は、封筒に収まる範囲内で複数の文書を入れて利用することが可能です。

 

2-6.電子メール

電子メールも企業から消費者へ直接送られる販促メッセージであるため、DMに含まれます。

電子メールの特徴は、大量の宛先に対して一括で送信できることや、紙代や郵便代がかからないことです。また、電子メールは送信から受信までにほとんど時間がかからないため、最新の商品情報を案内できます。

電子メールにURLを記載することで、企業のWEBサイトにアクセスを促すことが可能です。ただし、電子メールは迷惑メール扱いとなるリスクがあるため、メールの振り分け設定について案内するなどの対策を行いましょう。

 

2-7.FAX

FAXによる文書も、DMとして使用できます。FAXの特徴は、郵送物と比較して低コストで送信できることや、情報が目に入りやすいことです。

電子メールとは異なり、FAXを使用することで、インターネットを閲覧しないターゲット層にもアプローチできます。また、特定の地域に絞って送信することも可能です。

 

3.効果的なDMを送る方法と注意点

DMの主流はハガキですが、ハガキだけを使うことは効果的ではありません。より効果的なマーケティングを行うために、ターゲットや目的ごとにDMの種類を変えることが重要です。

既存客の場合は、封書でも開封してもらえる見込みがあります。
既存客に対しては商品の魅力を伝えるために、封書でレターやパンフレットを送ることで、十分な情報提供が可能です。また、新商品の販売時に既存客を対象とした封書を送ることで、購入を促すことができます。

一方で、見込み客に対して新規開拓の目的でDMを送る場合は、開封しなくても内容が見えるポストカードなどが有効です。

新規開拓のために送るDMの注意点としては、情報量を少なく抑えなければならない点が挙げられます。
情報量が多いDMは、見込み客から敬遠される傾向にあります。項目数を絞り、要点が簡潔に伝えられるDMを作成することで、見込み客からの反応を高めましょう。

 

4.DMを活用して成功した事例

ここでは、DMを活用して販促に成功した企業の事例を紹介します。

【変わった仕掛けの封筒で開封率を向上した事例】

あるスマホ販売会社では、既存客向けの封筒に一風変わった工夫を施すことで、開封率アップと機種変更の促進に成功しました。

封筒に施された工夫とは、封筒を開いて組み立てることでスマホスピーカーとなる仕掛けです。封筒は厚手の紙で製造され、切り取り線や折り線に沿って工作すると、スマホを立てて音を増幅できるスマホスピーカーが完成します。

このキャンペーンによって、DMの開封率は従来の平均値から1.3倍上昇しました。また、DMをきっかけとして機種変更に至った割合は、従来の1.8倍に向上しています。

【商品購入後のハガキでリピート購入率が向上した事例】

ある企業では、商品を初めて購入した顧客に対してハガキを郵送することで、2回目の購入率が向上しました。
初回購入時に郵送されたハガキの内容は、購入に対する感謝の気持ちを込めたメッセージです。ハガキのデザインは商品イメージに合わせて、購入直後のタイミングで郵送しています。

この取り組みにより、2回目の購入率は前年と比べて126%に向上しました。

【さまざまな広告施策の中でDMによって売上が向上した事例】

ある計測機器メーカーでは主力商品のプロモーションとして、雑誌広告やWEB広告、展示会への出展などさまざまな広告施策を行っています。複数の施策の中で、結果的に最も高い効果を発揮した広告は、A4ハガキのDMでした。
A4ハガキのDMを送付することで、売上が前年比の231%に向上しています。

このように、特徴を踏まえてDMの送付を行うことで、開封率と売上の向上を実現することが可能です。現在の広告戦略で満足できる結果が得られていない場合は、DMの特徴を十分に理解し、DMの種類や送付方法、送付内容を工夫してみましょう。

 

まとめ

DMにはハガキや封書、電子メール、FAXなどさまざまな種類があります。DMの種類による特徴の違いを把握し、適切な方法でDMを活用することで、自社の認知度や売上の向上が可能です。
ターゲットや目的ごとにDMの種類を変えることが、マーケティングの効果を高めるポイントとなります。

また、DMを送るタイミングや内容を工夫することで、開封率やリピート購入率を高めることが可能です。この記事で紹介した成功事例を参考に、ぜひDMを使って効果的なマーケティングを実行してみてはいかがでしょうか。

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