圧着はがき・DM通信

効果的なポスティングのコツとは?注意点も解説

チラシやDM、リーフレットなどの紙媒体の広告は、昔から集客に活用されてきた方法です。街頭で配ったり新聞の折込広告として挟んだりするなど、紙媒体の配布方法は多岐にわたります。

近年、自治体発行の地域情報誌にも取り入れられるなど、ポスティングによる配布方法は注目されています。しかし、ポスティングの配り方を間違えると、チラシやDM、リーフレットの集客効果は半減するため注意が必要です。

当記事では、集客率アップにつながる効果的なポスティングのコツを、反応率と絡めて解説します。

 

1.ポスティングとは?

ポスティングとは、各家庭や事業所の郵便受けにチラシやDM、リーフレットを直接投函するアプローチ方法を指します

購読者のみへ配布される新聞折込チラシとは違い、ポスティングの場合は指定した地域のポストへ配布することが可能です

ポスティングのメリットは、以下のとおりです。

●目に留まりやすい

新聞に挟んで配布される折込広告は、他のチラシに紛れてしまうため、一度も目を通されることなく捨てられるリスクがあります。ポスティングの場合は郵便受けから取り出すときに見てもらえるため、興味を引く内容であればじっくりと読んでもらえます

●ターゲットを絞りやすい

新聞をとっていない家庭にも配布できるポスティングは、配布地域などで対象を絞ることが可能です。高級店のチラシであれば高級住宅街やタワーマンションを中心に配布するなど、より正確にターゲットを特定したアプローチができます

●商圏性が分かりやすい

自社で配布する場合、建物や地域の特性を知ることができ、商圏性を把握しやすくなります。たとえば、地図上でマンションを確認しても詳しい情報は分かりません。しかし、学生向けか単身者向けか、新婚層が多いかなど、ポスティングでは実際に歩く中でさまざまな情報を得られるため、商圏性に最適なチラシを選ぶことができます

●配布物の自由度が高い

変形サイズやオリジナルの形にカットしたチラシやDMなど、配布物の大きさや形を自由に設定できる点もポスティングの魅力のひとつです。郵便受けに入れることができれば、特に制限はありません。化粧品の場合、サンプルをつけて配布することも可能です。

 

2.効果的にポスティングをする6つのコツ

ポスティングは確かなメリットがあるものの、チラシやDMなどを郵便受けへ投函すれば必ず効果が出るわけではありません。ポスティングを成功させるコツは、問い合わせ件数や来店客数など、チラシやDMに対する反応率が高くなる配布方法を心がけることです。

ここからは、集客効果を高めるポスティングの6つのコツを紹介します。

 

2-1.目的・目標を設定する

まずはポスティングを行う目的や実現したい目標を設定します。ポスティングの目的・目標によって広告の内容や形式は変化するため、目的・目標は配布物を制作する前の段階で設定してください

【目的の設定】

ポスティングの目的は、「どのような方法で売り上げアップにつなげたいのか」をもとに考えます
代表的な売り上げアップの方法には、下記が挙げられます。

  • 新規顧客の開拓
  • 企業の知名度アップ
  • リピーターの増加
  • 既存客の単価アップ

売り上げアップの即効性を求める場合、新規顧客の開拓は重要です。近々迎える繁忙期に向けて、まずは知名度を上げたいと考える方も多いでしょう。
こうした目的に応じて、チラシやDMの作り方は大きく変わります。

【目標の設定】

ポスティングの目標は、反応率を参考にできる限り具体的な数字を設定しましょう

一般的に、ポスティングの反応率は0.1~0.3%です。配布予定の世帯数と照らし合わせて、具体的に何人の顧客がアクションを起こしたら成功なのか、明確な数字目標を算出します。たとえば10,000世帯に配布する場合、10人~30人の反響が目標の目安となります。

 

2-2.商圏性を把握する

商圏性の把握は、売り上げアップに欠かせないステップです。人口や世帯数、年齢、男女比、年収など、地域の性質を知ることで、ポスティングの効果は高まります

たとえば、高級住宅街の多い地域で、安さが売りのショップのチラシを配っても反響は得られないでしょう。
ポスティングを行う際は、配布物の内容が周囲のニーズとマッチしていることが重要です

 

2-3.ターゲットを選定する

売り上げや知名度を上げるためには、消費者の困りごとや悩みを解消する商品・サービスを提供する必要があります

まずは、商圏内の消費者がどのような商品やサービスを求めているのか洗い出しましょう。ニーズを明確化したうえで、性別や年齢など具体的なターゲットを選定すれば、ポスティングによるピンポイントの宣伝効果が狙えるようになります

 

2-4.一目で内容を理解できる配布物を作成する

大きいサイズのチラシやDM、リーフレットをポスティングするときは、折った状態で投函することを想定したデザインがおすすめです。好奇心を刺激することが目的で、一目では内容が分からない奇抜なデザインを採用するケースもありますが、読みにくいチラシやDMは即座に捨てられるリスクがあります

折りたたんで文字が見えない状態でも「どのようなジャンルか」「どのような内容か」が分かるデザインにしましょう

 

2-5.ポスティングマップを作成する

ポスティング時は、配布する範囲のほかに以下の情報も書き込んだポスティングマップを用意すると便利です

  • ポスティングの具体的なルート
  • チラシやDMなどの配布を禁止している場所
  • 配布地域の細かな顧客情報

「チラシお断り」の貼り紙がある住宅にポスティングすると、後日クレームが入る恐れがあります。そのため、何か気付いたことがあればこまめにポスティングマップに書き込み、情報を更新することが大切です

ポスティングで反応があった顧客の情報などもマップにメモすると、今後のアプローチ方法を考えるときに役立つでしょう

 

2-6.ポスティングに適した曜日・時間に配布する

新聞折込広告やポスティングによるチラシやDMの内容・量は、曜日ごとに傾向が違います。地域によっても異なりますが、一般的には週末にかけてチラシの量は増えます。
そのため、曜日ごとのチラシの傾向を調査したうえで、ポスティングに適した配布日を決定しましょう

ターゲットによって配布時間を変えることでも、ポスティングによる集客効果を高めることが可能です。たとえば、主婦層は買い物帰りやパート帰りを想定した昼間に、働いている世代は仕事帰りの夕方にポスティングする方法がおすすめです。

 

3.ポスティングをする際はルール・マナーを守ろう!

ポスティングでは、消費者が普段生活している建物の敷地内に入ってチラシやDMを配布します。担当者の行動次第で印象も左右されるため、ポスティングのルールやマナーを把握したうえで配布しましょう

ポスティングの主な注意点は、以下の4点です。

チラシ配布禁止の場所でポスティングしない

チラシやDMが不要な人は、何度も投函されることを嫌います。また、高級マンションなど美観を重視する建物では、ポスティングを全面的に禁止している場合もあります。チラシ配布禁止の貼り紙やクレームがあった場所では、無理にポスティングを行うことは避けましょう

集合住宅での配布は管理人の許可を得る

集合住宅で配布する場合は、管理人の許可が必要です。無断でポスティングする業者もいますが、不審者と間違われるリスクがあるため、無許可での配布はおすすめしません。

郵便受けからはみ出さないよう投函する

建物の美観を損なわないよう、郵便受け内にしっかりとチラシやDMを収めて投函してください。

深夜の時間帯は避ける

基本的に配布時間の制限はありませんが、深夜は住民に不安を与えるため、昼や夕方にポスティングを行うとよいでしょう。また、早朝も適切とは言えません。

ポスティングのルールやマナーを守れば、着実にポスティングの効果を高めることができます。ポスティング時は、上記で紹介した注意点に気を付けましょう。

 

まとめ

ポスティングとは、新聞販売店などに依頼せず、チラシやDMなどを郵便受けへ直接投函するアプローチ方法です。実際に配布するときは反応率を参考に目標を立て、効果的な宣伝につながっているかどうか適宜確認してください。

また、集客目的と一口に言っても、ターゲットのニーズや商圏性などによって作成すべきチラシやDMの内容は異なります。目的や目標を明確化したうえで、最適なデザイン・配布時間を選び、ルール・マナーを順守してポスティングしましょう。