圧着はがき・DM通信

DMとチラシの違いとは?それぞれの特徴やメリット・デメリットまで

DMもチラシのいずれも、集客に効果的な宣伝手段です。どちらもポピュラーな宣伝手段ですが、両社における宣伝効果の違いをきちんと把握できていない人も多いのではないでしょうか。
また、違いは把握できていても、DMとチラシそれぞれにどのような特徴やメリット・デメリットがあるのかがわからないという場合もあるでしょう。

そこで今回は、DMとチラシの違いを、それぞれの特徴やメリット・デメリットとともに詳しく解説します。それぞれの違いを知って、より効果的な宣伝手段を選んでみてください。

1.DMとチラシの違いとは?

どちらも商品やサービスを宣伝する手段・ツールであるDMとチラシには、さまざまな面で違いがあります。中でも一番大きな違いは、ターゲットと目的です。DMに向くターゲットにチラシを送っても無駄になるだけでなく、場合によっては逆効果になることもあります。

まずはDMとチラシ、それぞれに向くターゲットや送る目的について紹介します。宣伝したいターゲットがどちらに向くかをよく検討して送るようにしましょう。

1-1.DMの用途と目的

そもそも「DM」とは?

「ダイレクトメール」の略で、はがきや封書などの郵便物やメールを直接個人や会社などに発送する宣伝ツールのことを指します。

DMは不特定多数に送ることもできますが、すでに常連となっている顧客や、特定の属性に合った見込み客への送付もできることが特徴です。

不特定多数の見込み客にDMを送る場合は、お店のオープン案内や新サービスの開始などを広く告知したい場合に効果があります。
誕生日イベントや常連客向けのセールなど、お客様の情報をもとにターゲットや目的を絞って送る場合は、より宣伝効果を発揮できるでしょう。

1-2.チラシの用途と目的

そもそも「チラシ」とは?

語源が「まき散らす(し)」から来ているといわれるように、不特定多数の人々に向けてばらまいて宣伝を行うためのツールです。

DMが特定のターゲットや目的を絞り込んだ広告であることに対して、チラシは幅広く認知してもらうことを目的としています。

DMはその商品やサービスに興味がありそうな個人宛てにピンポイントで送ることが多いですが、チラシは新聞などに挟んだりポスティングしたりして、広く配布することが特徴です。

顧客情報をもとに具体的にターゲットを絞るわけではないため、顧客の新規開拓やお得なキャンペーンの周知におすすめの方法だと言えるでしょう。

2.DMを活用するメリット・デメリット

DMの最も大きな特徴は、顧客情報から自社の商品やサービスを購入する可能性の高い顧客を選んで送付することができるという点です。新規の見込み客より、既に自社の商品を購入したことのある既存客に送ることが、効果的な使い方だと言えるでしょう。

DMは、顧客のタイプによってDMの内容のテンプレートを変えることも可能です。
顧客の記念日に送付したり、常連向けのイベントやセールに招待したりすれば、顧客に特別感を与えることができるでしょう。
このようにターゲットや目的を絞り込み、キャッチコピーを工夫して特別感を出すことで、開封率や反応率を高めることができます。

【DMを活用するメリット】

効果測定がしやすい 送った顧客の情報や内容、クーポンの利用率等のデータが残るため、効果測定がしやすくなる。
多くの顧客に情報を伝えられる DMはカタログや小冊子として送ることも可能なため、視覚的に訴える写真を印刷データに多用すれば、より多くの情報を伝えることができる。
離脱客を呼び戻すことができる 顧客リストにある既存客で、しばらく購入のない離脱客に対して送ることで、再購入の可能性を高めることができる。

【DMを活用するデメリット】

費用が高い傾向にある 印刷会社への依頼や、顧客一人ひとりに対して内容を細かく変えるケースが多いため、費用が高くなりやすい。さらに折り込みチラシやポスティングに比べてDMは発送料がかかるため、その分のコストも必要。
手間がかかる 顧客によって内容を変えるために情報を集めたり、DMを企画してデザイン・制作・発送したりすることが必要なため、手間がかかりやすい。
開封してもらえない可能性もある 新聞購読などの際に目に留まる折り込みチラシと違い、圧縮ハガキや封書であるDMは、圧縮部分や封筒を「開ける」という動作が必要なため、開封してもらえない可能性もある。

3.チラシを活用するメリット・デメリット

チラシは古典的な手法ですが、インターネットが発達し、新聞の購読者が激減している近年では、宣伝効果は右肩下がりと言われています。しかし、地域へのアピール度と信用度に優れたチラシは、不特定多数に向けて発信する目的において優れていると言えるでしょう。

また、スマートフォンやパソコンでインターネットを使いこなせない層へも情報発信ができます。さまざまな広告手段がある現代においても、まだまだチラシは幅広く使用されるツールです。

【チラシを活用するメリット】

制作コストを抑えられる 薄い用紙で大量に印刷することにより、制作コストを安くすることが可能。
地域住民にタイムリーな情報を発信できる 商圏を絞った新聞折込は地域性が高く、タイミングを合わせたタイムリーな販促を行うことができる。顧客にとっても今日・明日・週末などのピンポイントで身近な情報が受け取れるため、即効性が高い。
内容を理解してもらいやすい 限られた情報が一枚にまとまっているため、パッと見ただけで内容を理解しやすく、興味を持ってもらいやすい。

【チラシを活用するデメリット】

宣伝効果が持続しにくい 興味を持ってもらえれば即効性は高い反面、宣伝効果は持続しにくい。特にタイムリーな情報が掲載されているチラシであれば、1週間程度で宣伝効果が半減してしまう可能性もある。
伝えられる情報量に限界がある リーフレットや冊子を封書で送ることができるDMに比べ、A4サイズの用紙一枚程度のチラシに載せられる情報量には限界があるため、情報の精査が必要。
他のチラシに紛れる可能性がある ポストには多くの折込チラシが挟まれるため、他のチラシに紛れてしまい、読んでもらえない可能性も高い。

4.DMとチラシならDMがおすすめ

DMとチラシを比較した場合、どちらがより効果的なのかは、商材や制作したDMやチラシの作りによると言っても過言ではありません。しかしデザイン面も含め、きちんと作り込んだ場合は、DMのほうがより効果が高いと言えます。

特に、以下の商品やサービスの場合はDMを利用することで、より費用対効果を高めることができるでしょう。

 

商品・サービスのタイプ 具体的な商品・サービス
顧客の属性が限られるもの
  • ・介護施設
  • ・老人ホーム
  • ・学習塾
  • ・補整下着 など
知人に口コミや紹介をしやすい
  • ・高級旅館
  • ・レストラン など
リピート率が高くメンテナンスが必要なもの
  • ・生命保険
  • ・携帯電話
  • ・エステ
  • ・車 など
商品購入前のお試しや入り口となるもの
  • ・無料キャンペーン
  • ・健康食品や化粧品の試供品 など

前述のとおり、チラシは制作コストを抑えられる宣伝手段ですが、効果を感じられないままチラシを配布し続けては意味がありません。DMとチラシで迷っている人は、まずDMという宣伝手段を選んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

ここまで、DMとチラシそれぞれの特徴やメリット・デメリットを挙げながら、両者の違いを紹介しました。DMはターゲットを絞り込んでピンポイントにアピールでき、チラシは不特定多数に向けて広くアピールすることができます。

さまざまな宣伝手段が存在している近年、「特別感」のある広告や販促ツールは、多くの顧客の目に留まります。「より効果的に宣伝したい!」「効率的に自社商品・サービスをアピールして売上を伸ばしたい!」と考えている人は、ぜひDMを活用してみてください。